こんにちは、レフィーラと申します。
私は複数の食品工場でアルバイトをした事があります。
ほとんどが短期アルバイトでしたが、なぜか他の仕事よりも濃いエピソードや印象に残った出来事が多かったです。
今回は
- 食品工場のあるある
- 食品工場アルバイトの時のエピソード
などについて濃い薄いエピソード織りまぜながらトータル50個書いています。
この記事で食品工場の事がより分かるかもしれません。
食品工場あるある
働いたどの食品工場にも当てはまるようなあるあるを記しています。
🔵高確率で送迎バスがある
食品工場の仕事は街中から離れている所が多く、高確率で送迎バスがあります。
私がアルバイトをしたいくつかの食品工場も全て送迎バスがありました。
🔵朝の着替え場所確保が運
食品工場は出勤したら着替えることになります。
送迎バスもあり、朝は大体みんな同じ頃に出勤するので着替える場所の確保が大変です。
ただ私は大半自転車で通勤していたのでバスの時間と少しずらしてゆうゆう着替えしてました。
🔵初日の若いアルバイトの女の子が帽子の中にかぶるインナーを恥ずかしそうにする
帽子をかぶる前に、髪の毛が出ないようにピッタリしたインナーをかぶることが多いです。→食品工場の記事にイラストがあります
それをかぶると見た目マッチ棒のようになります。
最初はみんな恥ずかしそうにしてます。
慣れると何とも思わなくなります。
🔵コロコロの替え時に当たらないように、使用する前コロコロを見極める
食品工場フロアに入る前はホコリや髪の毛がないように必ずコロコロをするのでいくつか設置されています。
コロコロは使い切ると自分で取り替えなきゃいけません。
特に朝の時間は減り具合をよく見極めないと焦ることになります。
🔵ラジオ体操をする
朝の仕事に入る前にラジオ体操をする所も多いです。
なあなあでやってる人としっかりやってる人と半々位な感じです。
真面目にやった方が身体がほぐれて怪我しにくいです。
🔵外国人が多い
食品工場は外国の方が多かったです。
アジア系の人が圧倒的に多いです。
工場によっては若い研修生のような外国人が沢山いる所もありました。
🔵外国人同士で何を話しているのか気になる
外国人同士での会話はほぼ日本語ではないです。
会話がわからないので近くで外国人同士が話していると何話してるんだろう?ってちょっと気になったりしました。
🔵機械が止まることもある
食品製造の要の機械ですが、うまく稼働せず止まるトラブルも割とありました。
製造の途中で止まってしまうとすぐ直る場合はいいですが、中々直らないとその場に立ち尽くしている訳にはいかず一旦違う作業をやる事になります。
🔵繁忙期に社員の機嫌が日によって違う
短期で繁忙期に食品工場のアルバイトに行くと、時給は高めですが一部の社員の方がピリピリしてる時があります。
出荷量が多いけど機械が止まったり何らかの理由で中々仕事が進まなかったりすることもあるからでしょうか。
日によってではなく時間によって機嫌が違う人もいました。
もちろんそんな中でも穏やかな社員の方もいます。
何かあったらそちらの方に聞いたりしてました。
🔵社員から言われてないのに「言ったよね」とこちらのせいにされる
上の続きのようなことですが、一部の社員の人が慌ただしくて?違う人に言ったことが私に言ったと思って注意されたことも。
他の人も同じ境遇の人もいました。
理不尽ですが言い返す訳にもいかなくやり過ごしました。
みなさんが働く時はこういう社員はいないといいですね。
🔵静電気起きやすい人は冬に機械に触るとバチッという
私がそうでしたが冬に機械の鉄の部分に触ってしまうと「バチッ」となったことが何回かありました。
普通は機械にわざわざ触ることはないですが何かの拍子に触れてしまうとバチッでした。
極力機械に触らないよう気を付けてました。
🔵短期アルバイトは色んな所にまわされる
短期のアルバイトで、最初にやっていた作業が終わってしまうと他の人手が足りない所にみんな散り散りにまわされます。
行った先でもう人手が足りているとなるとまた違う場所にたらい回しにされたことも。
よく言えば助っ人で悪く言えば便利屋みたいな感じ・・・
🔵他のレーンが気になる
ライン作業というベルトコンベアーでの流れ作業が多く、他のレーンではそれぞれ違う食品を製造しています。
それなので他のレーンで製造している食品が気になったりします。
「こっちより楽そうだな」「あれはああやって作るんだ」なんて思ったりしました。
🔵食品のにおいでお腹いっぱいになる
食品工場は常に何かしらの食品のにおいがしているので私はあまりお腹が空きませんでした。
※人によって個人差はあると思います
🔵手が空くと別の仕事
日によって製造するものや出荷量が異なるため一日中同じ作業をしているということは中々なく、次の製造の準備や、箱や段ボールの組みたてなどの作業がある所もあります。
また早くに一日の製造が終了するとその後は掃除などをします。
🔵一度時計を見てしまうと中々進まない
そろそろお昼かな?なんて時計を見てみると全然進んでない!
それ以降もチラッと見てしまうと数分しか進んでなかったり・・・
時計は極力見ない方がいいです。
🔵ゴミ捨て場まで割と迷路
食品製造のフロアからゴミ捨て場は離れていることが普通で、仕切られた扉を何個も通ったり曲がり角があったり、迷路チックな所が多いです。
🔵帰りに帽子の中のインナーを取ると髪の毛が静電気でペタンコ
帽子の中のインナーを取るとすごい静電気でした。
ドライヤーが設置された食品工場もありましたが私はペタンコのまま帽子をかぶって帰ってました。
🔵仕事中も、帰りに帽子とマスク取っても誰だかわからない
仕事中はマスクもしているのでほぼ目しか見えません。
それなので帰りに着替えても結局誰だか分かりづらいです。
ただ顔や声などに特徴のある人はあの人だ、とすぐに分かる人もいました。
🔵白衣が結構汚れがち
食品製造に関わる仕事だと何かがはねたり、製造が終わってから器具を洗浄したりすると気が付くと白衣が汚れています。
ただ一日着た白衣は次回も着ることはなく、毎日取り替えるので安心して下さい。
食品工場といえば、ベテランのおば様達のあるあるも色々あります。
🟣ベテランおば様同士でやり方が違う
本当にこれはあるあるでした。
一度一人のおば様に教わり、違うおば様に教わったらちょっとやり方が違ってたり・・・
🟣自分と同じやり方でやらないと気がすまないおば様がいる
上の続きのようなことですが、違うおば様に教わった方がやりやすかったのでそのやり方でやっていたら「この間教えたのと違うじゃない」と怒られました💧
次回このおば様がいた時はこのおば様のやり方でやりました・・・
🟣その場を仕切る、社員より強いおば様がいる
またまた上の続きみたいですがこういうおば様は仕事が出来て、社員にも何でも言えるような人だったりします。
まさにボス的存在です。
何かあると社員より強い権限があるみたいです。
🟣新人に注意してたおば様が自分も同じミスしたら「あらら」で終わった
極めつけは、新人にきつく注意してたはずなのにおば様も同じミスしたら、「あらら(笑)」で片付けたのを近くで目撃しました。
「そりゃないでしょ」って口から出そうになりました。
人に厳しく、ただ自分にも厳しい訳ではなさそうでした。
🟣おば様グループがいくつかある
おば様方は大体グループが出来ています。
昔食品工場でアルバイトしていた時におば様同士の派閥に巻き込まれた事が。
「あの人達のいうことは聞かない方がいいわよ」とどちらのグループからも言われたこともありました💧
🟣おば様同士の会話①社員と付きあってる人の話題
休憩中聞こえてきたのは男の社員とアルバイトの誰々が仲がいいとか付きあってるんじゃないかみたいな会話。
どうでもいいと思いました。
🟣おば様同士の会話②常に誰かの話題
おば様方はなぜか日常会話よりも誰かの話題をしていることが多いです。
誰々が仕事できる、できないとか。
耳に入りたくないけど聞こえてきます。
人のことばかり言ってないでもっと楽しい話題をしたらいいのに。
・・・ちょっと愚痴っぽくなってしまいました。
🟣新人の人は休憩中おば様に色々聞かれがち
ある日の休憩中隣のテーブルで、新人社員の女の子が3人のおば様達に囲まれ、住んでいる場所やなんでこの仕事を選んだのかとか面接並みに根掘り葉掘り聞かれていました。
新人で入ると色々聞かれがちです。
私は何も聞かれたくないので休憩中はほぼ寝てました。
🟣休憩中あめやお菓子を配る巡業おば様多数発生
昼食を食べ終わるとテーブルを行き来して他のおば様グループにお菓子を配るおば様をよく見ます。
昼食後のお菓子は必須のおば様は多そうです。
🟣休憩で本人はいなくてもイスやテーブルに何か置いて場所取りする
休憩時に既に物で場所取りがしてあることが多いです。
早っ!て感じでした。

食品工場小ネタ
🟢帽子の色や帽子のテープで社員等を見分ける
社員や契約社員、アルバイトなどは帽子の色や帽子に付いたテープの色で分かるようになっています。
それなので何かわからないことがあっても帽子を見れば社員もすぐわかります。
🟢仕事の途中で髪の毛チェックの人がまわってくる
仕事をしていると午前中、午後などに髪の毛チェックの人がまわってくる工場もあります。
仕事で動く間に髪の毛が出てくると食品に入りかねません。
手袋をして作業している人は手袋に穴が空いてないかなどチェックするため表裏見せます。
チェックする人はリストみたいなのを持っているのでチェックにひっかかった人は名前を書かれるみたいです。
🟢白衣にはもちろんボタンなど取れやすいものは付いていない
工場には取れやすいものは一切持ち込まないので白衣もボタンなどは付いていません。
白衣はファスナーで閉めます。
ズボンもゴムになっていて、内側にロッカーのカギ程度入れられる小さなポケットが付いていることも。
🟢検温がある
現在は出勤時に検温がある所が多いと思います。
検温の機械があるか、家で体温を測ってきて記入します。
37.0度以上あると働けないです。
🟢検便もある
食品を扱うので、検便もあります。
私がアルバイトしていた所は大体一ヶ月に一回位でした。
食品工場エピソード
食品工場でアルバイトして色んなエピソードが発生しました。
🟠色んなタイプの人が働いていた
工場には様々な人達が働いていました。
年齢層も、国籍も性格も様々で勉強になりました。
🟠朝チャリで出勤して送迎バスの人と同時になると何か恥ずかしかった
私は大体は自転車で通っていました。
自転車で出勤して工場の入口入ろうとした時に向こうから丁度送迎バスから沢山降りてきた人と出くわすと何か恥ずかしかったです。
🟠午前や午後の小休憩が手持ちぶさただった
午前中かもしくは午後に小休憩がある所が多いです。
ただ10分前後なので休憩室に行ってもやることがなくいつも手持ちぶさたでした。
トイレとボーッとすることくらいでした。
🟠仕事中マスクを直せないもどかしさ
特に惣菜を盛り付けている作業の時は手袋をして惣菜を触っているのでマスクがズレたり顔がかゆくなったりしても手で顔を触れません。
マスクが何となくズレてきた時があり、そんな時は少し顔を動かして何とか戻そうとしました。
🟠暇な日にあとの時間は掃除をして終了まで5分・・・もう拭くところがないから同じ所を何回も拭いてやり過ごす
拭き掃除をやり尽くしてもう拭くところがないけどあと5分。
社員に「終わりました」というにもあと5分だし・・・
と思うととりあえず拭いたけど5分同じ場所を拭いてやり過ごそうという結論に至りました。(ダメエピソードです・・・)
🟠帽子から髪の毛が出ていないかに細心の注意を払った
上でも書きましたが仕事中髪の毛チェックの人がまわってくるので、注意されるのは嫌なので朝の時点で鏡を見て念入りに髪の毛出てないように気を付けました。
🟠せっかくやり方覚えて家で復習もしたら次の日は違う作業だった
入って間もない頃に梱包のやり方など家に帰ってから思い出してメモに書いて覚え、「よし、覚えたぞ」と意気込んで次回行ったら全然違う作業でした。
基本的に色んな食品があるので同じものを毎日やるというのは少ないみたいです。
🟠検品ではじかれた食品をまとめて大きな食品をつくれたらな・・・と思った
検品では割れたり焼きムラがあったり印刷ズレたりしたお菓子は商品に出せません。
もったいないなあ・・・これらをまとめて1つの大きなお菓子を作れたらなあ・・・なんてできもしないことを思うこともありました。
🟠一人で休憩中おば様相席で気まずい

昼の休憩でテーブル席が空いてたので一人でゆうゆう座っていたら、後から大勢入ってきておば様達に挟まれました。
一瞬にして気まずくなりました・・・
おば様方は私を挟んでそっち側のテーブルの人と話したり、私が昼食にカロリーメイトしか食べてないのを偶然見られ全然知らないおば様に「それしか食べないの?」と言われたり💧
・・・そんなこともありました。
🟠機械の凄さに圧倒した
食品工場のそれぞれの機械の凄さには圧倒されました。
生地を流し込んだり整形したり、お菓子を焼いたり袋に詰めたり・・・
とにかくすごいです。
機械があるからこういう食品の製造が出来るんだなあと思いました。
🟠新発売の食品を見られると得した気分
またお店に出回っていない新しい商品を見られることもあり、得した気分になったこともありました。
試食できたことも。
🟠帰りに外に出るとかなり開放感があった
工場は窓もなく閉ざされた空間のイメージなので、そこで仕事をした後に外に出ると私はかなり開放感がありました。
しかも送迎バスではなく自転車で通っていたのでさらなる開放感でした。
🟠手洗いを家でも実践した
工場ではしっかりした手洗いを学べます。
コロナ禍でもかなり重宝しました。
今でもやっています。
🟠買い物行って自分がやっていたのと同じ商品見つけると何か嬉しい
普段買い物に行った時に、自分が盛り付けたり製造したことのある食品を見かけることもありました。
工場で製造して、こうしてお店に届いて売り場に並ぶんだな・・・とちょっと嬉しくなりました。
🟠従業員販売が嬉しい

食品工場で働くと大抵従業員販売があります。
いつもより安く買える時もたまにあったりして得した気分になったりしました。
最後に
ここまで食品あるあるやエピソードについて記してきました。
すべて読んでいただいた方、お疲れ様でした。
読んでいただいてありがとうございました。
もし食品工場に興味を持った方、
是非一度食品工場で働いてみてあるあるを見つけてはいかがでしょう。
頑張ってください!