こんにちは、レフィーラと申します。
東京駅には昔から変わらぬ人気の駅弁「チキン弁当」というものがあります。
私にとっては小さい頃買ってもらって電車の中で食べた思い出のお弁当でもあります。
そんなチキン弁当が60周年を迎えました。
今までに数回食べたことがありますが、60周年を迎えたチキン弁当をもう一度かみしめながら食べたいと思い、最近東京駅に行くことができて購入してきました。
懐かしい方や食べたことがない方にも、写真付のレビューで改めてロングセラーのチキン弁当の魅力をお伝えできればと思います!
60周年を迎えた東京駅チキン弁当とは
「チキン弁当」は昭和39年(1964年)に発売され、2024年10月に発売から60周年を迎えました。
チキン弁当は主に東京駅で発売している、鶏唐揚とトマト風味ライスの組み合わせで子供からから大人まで楽しめる人気の駅弁です。
発売当時は200円だったそうですが、2025年6月現在の価格は950円です。
時代を感じますね。
また、内容も発売当初から全く同じではなく、パッケージや中身も少しずつ変わってはいますがオレンジ系パッケージと鶏のイラスト、鶏唐揚とトマト風味ライスは健在です。
東京駅チキン弁当の人気の秘密
チキン弁当が誕生した昭和39年(1964年)は新幹線が開通した年、同時に前回の東京オリンピックが開催された記念の年でもあります。
また、上皇陛下が大好きな駅弁としても有名で、新幹線移動の際に東京駅で購入するのを楽しみにされていたとか。
今でも懐かしさを感じ、大人から子供まで安心して食べられるお弁当です。
駅弁なので冷めていても美味しく、旅をより楽しめるものにしてくれます。
60年も経てば人々の嗜好も変化していくと思いますが、そんな中でも変わらぬ人気で60年間愛され続けているチキン弁当は特別な駅弁だと思います。
また、現在はほとんどの駅弁が1,000円以上の中、チキン弁当は950円なのでちょっとお得な感じもします。
東京駅チキン弁当の魅力をレビュー
東京駅で購入してきました!

パッケージから、一目でレトロな雰囲気を感じられます。
また、パッケージがランチボックス型なのもカワイイです。
60周年のチキン弁当のパッケージは少し特別!
お気づきだと思いますが、パッケージに「60」のロゴが入っていたりします。
「チキン弁当」販売開始60周年を記念して、60周年限定デザインパッケージ版になっています。

「日本食堂ロゴ」
販売を開始した当時の「日本食堂」のロゴが右上に入っています。
こちらの日本食堂のロゴもレトロな雰囲気が素敵です。

「チキン弁当発売60周年ロゴ」
60周年だけの限定ロゴが左下に入っています。

フタを開けるとこんな感じです!
見た目も楽しめる、この時点でワクワクするお弁当です。
ご丁寧に透明フイルムがかかっています。
下の部分には割り箸が入っています。
割り箸も60周年ロゴが入った特別バージョンです。

フイルムを取りました。
現在は2つの白いトレイに、1つはトマト風味ライス、もう1つにはおかずが乗っています。

こちらは「トマト風味ライス」です。
チキンライスと言いたいところですが、チキンが乗っていないので確かにチキンライスではないです(笑)
このライスの上には「グリーンピース」「スクランブルエッグ」、そして「ドライトマトのオイル漬」という小洒落たものものっています。
トマト風味ライスをいただきます。
ライスはどちらかというとやわらかめで食べやすいです。
素朴ながらケチャップの風味が優しくひろがり、懐かしさを感じます。
薄味といえば薄味ですが、唐揚げとの相性が良い味付けだと思います。
上に乗っているスクランブルエッグと食べるとミニオムライス風になります。
唐揚げと食べればチキンライスになります(笑)

唐揚げのトレイには「唐揚げ4個」「スモークチーズ(左上)」「紫キャベツと人参とビーツのサラダ(右上)」」が入っています。
昔はレモンの輪切りが入っていた気がしますが、現在は唐揚げの下に「レモン果汁の小袋」が入っていました。
唐揚げの見た目はどちらかといえばゴツめです。

唐揚げは小さい頃食べたものと変わらないと思える形と味です。
チキン弁当の唐揚げの特徴は、少し色が濃く、かための食感です。
歯ごたえがあるので、食感好きな方にはおすすめです。
「チキン弁当の唐揚げ、かたくない?」と言う人もいますが私はこの「チキン弁当の唐揚げ」だから大好きです。
かたいのでかみごたえがあります。
鶏皮も付いています。
すぐに口の中から消えない所も好きです。
冷めていても美味しいです。
衣は少しホロホロしています。
見た目フライドチキンに近い?
といってもスパイスがかなりきいている訳ではなく、塩味などの素朴な味です。
味は薄いわけではないですが油っこくなく、あっさりしているのでもっと食べたくなってしまいます。
美味しくいただきました!
チキン弁当はどこで買える?
チキン弁当といえば有名なのは「東京駅」ですが、実は東京駅以外にも新宿駅、上野駅、大宮駅で購入できます。
東京駅:1Fにある「駅弁屋 祭」と「駅弁屋 踊」(グランスタ東京)で販売されています。
「駅弁屋 祭」はカウンタータイプの駅弁屋で、東北新幹線乗り場の正面辺りにあります。
新宿駅:「駅弁屋 頂」で販売されています。
上野駅:中央改札にある駅弁屋で販売されています。
大宮駅:「駅弁屋 旨囲門」 (エキュート大宮)で販売されています。
特別なチキン弁当
60周年記念でチキン弁当の記念バージョン「チキン弁当デラックス」(1,380円)というものも発売されています。
私がこの間東京駅へ行った際も売っていました。(期間は不明)
東京ステーションホテル総料理長監修商品で、【豪華】【温めて更に美味しく(加熱式容器使用)】という特徴があるお弁当です。
私は「チキン弁当デラックス」も気にはなりましたが、「チキン弁当」を食べたかったのでデラックスは買いませんでした・・・
チキン弁当の唐揚げ
チキン弁当の唐揚げのみでも購入できます!
東京駅の「駅弁屋 祭」(4個入580円)で販売しています。
唐揚げだけ買いたい方やおつまみにも良さそうですね。
復刻版チキン弁当(現在は販売なし)
過去には何度か復刻版のチキン弁当も発売されています。
発売当初は2段重ねのお弁当だったようです。
私は復刻版チキン弁当には中々出会えず、またの機会があれば今度こそ購入したいです。
チキン弁当のおにぎり(現在は販売なし)
チキン弁当のおにぎりバージョンも期間限定で発売されていたようです。
冷凍チキン弁当
実は「チキン弁当」が冷凍お弁当としても発売されています。
中々東京駅のチキン弁当が買えない方などには良いかもしれません。
\東京駅で日本各地の駅弁を取り扱う「駅弁屋 祭」の冷凍駅弁ショップ/
チキン弁当はまずい??
チキン弁当に関する口コミを見ていると美味しいという意見の反面「美味しくない」といった意見も目にとまります。
最近のお惣菜などの唐揚げは「ジューシーさ」や「カラッと」などが主流で、現在の唐揚げに慣れた人やチキン弁当に何の思い入れもない人が食べると「何これ」的になることも予想できます。
ただそんな中でも「意外といける」といった意見もあり、私の思い入れを抜きにしても「まずくはない」と思います。
何といっても60年愛されている駅弁です!
チキン弁当おすすめな人
チキン弁当おすすめできる人をあげると
という感じです!
ロングセラーのチキン弁当、是非美味しく食べて欲しいな・・・と個人的には思います。
最後に
今回はチキン弁当について書かせていただきました。
60周年記念ロゴ入りチキン弁当は2025年9月末までとの情報もありますので、気になる方は是非購入してみてはいかがでしょう。
読んでいただいてありがとうございました。