こんにちは、レフィーラと申します。
物流倉庫の仕事に興味ある方、物流倉庫での仕事ってどんな仕事をするの?
と思っている方、このページでは
- 物流倉庫アルバイトの仕事内容
- 物流倉庫アルバイトはキツい?
- 物流倉庫アルバイトのメリット・デメリット
等について通販サイトの倉庫などで実際に働いていた私が実体験をまじえてリアルな声をお届けします。
物流倉庫の仕事とは
主に物流センターを指すことが多いです。
様々な場所から商品となる沢山の荷物が運ばれてきて、入荷・検品・出荷などを行います。
注文された商品はここで梱包され、それぞれみなさんの家に届きます。
物流倉庫の特徴
働いてみて実際に感じた特徴です。
敷地が広く、天井も高い
とにかく沢山の荷物を保管しているため建物は大きくて広いです。
天井も高く、作業する場所も広々としています。
常に機械の音がしている
荷物を運ぶフォークリフトの運転音やベルトコンベアーなど、何かしらの機械音がしています。
基本的には一人作業
アルバイトの場合はピッキングや仕分け、検品、梱包などが多いです。
主に一人での作業になります。
人数は多いので、わからない事が出てきても常にその辺に誰かいるので割とすぐに聞ける環境だと思います。
服装・髪型自由な所が多い
接客業ではなく食品を扱う訳ではないので服装や髪型自由な所が多く、自分らしく働けます。
ただ、倉庫は危険防止のために主に
- 動きやすい服装(スカート・半ズボンは✕)
- 動きやすい靴(ハイヒールやサンダルは✕)
- アクセサリーは外す
など決められていることが多いです。
働く人の人数が多い
沢山の荷物を扱っているため人数も多いです。
派遣からのアルバイトも多い印象です。
時間帯
朝から夕方まで(9時〜18時の間)が一番多いと感じます。
倉庫によっては早朝からや、夜〜深夜帯に募集している所もあります。
年齢層
20代〜60代まで幅広い年齢の方が働いているように感じました。
特に何十代が多いというのはなく、どの年代も平均して働いていたと思います。
男女比率
平均すると男性4〜5:女性5〜6くらいの割合です。
時給
時給は、割と高めの所が多いです。
派遣からの募集が多く、期間限定だと高収入を期待できる事も。
早朝や深夜の時間帯は更に時給が高い傾向です。
その他
基本的に立ち仕事です。(事務や一部の仕事を除く)
ピッキングは広い倉庫を歩き回るので運動にもなります。
物流倉庫の仕事内容
私がアルバイトで経験した物流倉庫の仕事内容を大まかに記していきます。
検品(1)
入荷した商品を箱や袋から出し、キズやほつれなどないか(商品として出せる状態か)確認します。
主にアパレルや靴などを検品しました。
何人かで一つずつ同じ種類の商品を取り、代表の人が確認項目を読み上げて同時に確認していきました。
ここでしっかり確認して、このあと商品となる重要な作業だと思いました。
棚入れ
入荷、検品済みの商品を※ハンディといわれる端末を使い棚に入れていく作業です。
この後ピッキングの仕事の人がここから商品を集めるため、数をちゃんと確認して入れていく事が重要です。
私は棚入れはあまりやっていませんが、ピッキング商品が終了し時間が余った時に少しお手伝いした事があります。
難しい作業ではなく、少し教わっただけで作業した記憶があります。
ただハンディの使い方は間違えないようにしっかり聞いておく必要があります。
※ハンディは液晶画面の付いた小型のデータ端末で、棚入れでは在庫管理や在庫検索などに使用します。
ピッキング
ピッキングは商品をピックアップ(運び出す)という意味の仕事です。
リストに記載された商品(注文された商品)を棚から集める作業です。
リストと商品を入れるカートを用意して開始です。
商品には一つ一つ番号が付いていて、それを元に同じ番号の書かれた棚を見つけます。
カートに入れ終わったらリストを見て次の商品を探します。これをどんどん繰り返していきます。
一人作業とはいえ、あまり時間がかかるとダメで、スピードも必要でした。
リストと違う商品をピッキングしてしまうと後の作業の人に迷惑がかかってしまうので何度も確認してました。
広い倉庫を動き回るので多分1日1万歩位は歩いていたと思います。
作業自体は割とすぐに覚えられるものでした。
検品(2)
ピッキングが終わった商品を専用端末で検品していきます。
注文された商品が合っているかが分かります。
最先端の物流センターなど、物流センターよって検品作業の仕方は違うかもしれません。
検品ではピッキングされてきた商品が合っているかわかるのですが、間違ったピッキングも割とありました。
商品が違うと正しい商品を用意しないといけなかったり少し時間がかかってしまいます。
梱包
検品が済んでいる商品を箱に入れ、配送先ラベルを貼ってベルトコンベアーに流します。
注文された商品は数も形も様々なので、最初はそれにあった箱を選ぶのが難しいです。
箱がガタガタしてしまう時は緩衝材などを入れます。
この後はお客様の元に届くので、クレームが来ないようにしっかり梱包しなければいけない責任感ある作業でした。
物流倉庫はキツい?
キツいと言われる理由には様々あると思いますが、私はそこまでキツいことはありませんでした。
あえて挙げると以下のような事でした。
倉庫は危険がいっぱい?
フォークリフトが行き交ったりベルトコンベアーや機械が至る所にあったり段ボールで手を切らないように注意したり常に周りを気にしないといけないです。(軍手を着用する所も多いです)
実際かたい機械に手をぶつけて青アザができたり、開いた段ボールが目の前にあってヒヤっとしたこともありましたが、よく安全に気をつけていれば防げます。
エレベーターに乗る事が多い
倉庫は基本的に5階以上あると思います。
私が働いていた所も出勤したらまずエレベーターを待ってロッカーのある上の階まで行きました。
出荷時はかなりの人数がエレベーターを待っていて、すぐにエレベーターが来ない事もあるしエレベーターが来ても満員で次になったりという事がありました。
かといって朝に階段で5階以上はキツいので・・・
またピッキングの際に違う階の商品を取りに業務用エレベーターに乗ることも多かったです。
大きくて、一人で乗る時は何となく「今エレベーター止まったらどうしよう」と毎回ちょっと怖かったです。
他にも一般的には
- 重いものを持つのがキツい
- そもそも工場のイメージがキツい
と感じる方もいるようです。
何にキツいと思うか、またはキツいと思わないかは人それぞれです。
物流倉庫が気になっている方は実際に短期アルバイト等で一度働いてみるのもいいかもしれません。
物流倉庫のメリット
キツい話ばかりしてきましたが、もちろん物流倉庫で働くメリットもありました。
ここからは実際に働いた事で感じたメリットについても記していきます。
物流の仕組みが見られる
お客様が注文した商品がどうやってお客様の元へ届くのか実際に働いて見られるので勉強になりました。
私も通販にはお世話になっているので物流倉庫で仕事が出来て良かったと感じました。
着替えがない
着替えなくていいので着替えが必要な仕事のように少し早く行く必要がなく、帰りもすぐに帰れます。※倉庫によってはエプロンなど着用する場合もあります
エレベーターは多少待たなければいけないですが、私はいつも階段でさっさと帰っていました。
あまり服装にこだわらなくていい
接客業ではないのでオシャレじゃなくて良いです。
いつも同じ服装でも誰からも何も言われません(笑)
そこがとても楽でした。
人間関係が濃くない
働いている人数が多く、派遣アルバイトも多いので人の入れ代わりも多く、誰が働いていても基本的に人間関係はあまり気にならないです。
一人で休憩している人も沢山いました。
私も一人で休憩する事が多く、気が楽でした。
経験なしでも働ける
未経験歓迎の募集が多く、ほとんどが単純作業なので何度か働いているうちに覚えられるものばかりです。
そのため家に帰ってから復習をしたり仕事のことを考える時間も少ないと思います。
物流倉庫で働いて良かったこと
メリットともすこしかぶりますが、
- 通販の商品が注文されてから出荷するまでが学べた
- 歩き回ることが多かったので運動になった
- 割と気が楽に働けた
のような事です。
通販は今では日常になくてはならないものなので、物流倉庫はこれからもっとハイテクになりそうな気がします。
結局のところ、物流倉庫はどうだった?
私の一方的な意見になりますが、「キツい」と思うほどのことはなく、割と働きやすかったです。
私が働きやすいと思ったのは
などの理由です。
重いものもありましたが「体力がつけられる」と思って私はあまり気になりませんでした。
ここの仕事中、他にどうしてもやりたい仕事の求人が出てきてしまったので辞めてしまいましたが、それがなければもう少し続けていたと思います。
最後に
ここまで物流倉庫について記してきました。
読んでいただいてありがとうございました。
最後に物流倉庫におすすめな人とおすすめしない人を載せました。
仕事選びの参考になりましたら嬉しいです。
頑張ってくださいね!
- あまり気を使わず働きたい人
- 確認作業をしっかりできる人
- 歩くのが好きな人
- 単純作業が苦手な人
- 確認が苦手な人
- 立ち仕事が苦手な人